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名前にもインパクトがある阿波尾鶏!その特徴とは?

今回ご紹介するのは「阿波尾鶏」です。「あわおどり」と聞くと、徳島県の阿波踊りをイメージする方も多いのではないでしょうか。ただ、あの阿波踊りの他にもうひとつの「あわおどり」があり、それが徳島県の地鶏「阿波尾鶏」なのです。今回は阿波尾鶏の特徴や魅力をご紹介していきます。

阿波尾鶏とは?




阿波尾鶏は徳島県の徳島県畜産試験場が10年以上の時間をかけて開発した地鶏です。徳島県内で古くから飼育されていた軍鶏の雄とホワイトプリマスロックの雌を交配して誕生したのが阿波尾鶏です。平成2年2月から販売が開始され、国内の地鶏でトップのシェアとなるなど高品質な地鶏として知られています。


通常のブロイラーの飼育期間が約55日であることに対して、阿波尾鶏は、80日以上の期間をかけて育てられています。また飼育環境は平飼いで、豊かな自然の中で伸び伸びと育てられていて暑熱と寒冷に強く強健です。こうして育てられた阿波尾鶏は、上質な肉質・美味しさとなっています。


また、阿波尾鶏という名前にもインパクトがありますが、この名前は、尾羽が綺麗で躍動感溢れることから阿波踊りをイメージして阿波尾鶏となったそうです。その後令和5年3月31日には、地理的表示(GI)保護制度に、阿波尾鶏の名称が登録されています。

阿波尾鶏の特徴と魅力



国内でもトップシェアを誇るほど人気の阿波尾鶏ですが、その肉質に特徴があります。まず一つは、鶏肉の旨み成分であるグルタミン酸とアスパラギン酸が豊富に含まれていることです。また高タンパク・低脂肪であるため、ヘルシーでありながら旨みをしっかりと感じる味わいです。


もう一つは、適度な歯ごたえがありもっちりとした食感であることです。程よい歯ごたえで噛むほどに甘みとコクを感じることができます。肉の色味も通常のブロイラーに比べて赤みを帯びていることも特徴といえます。


調理方法は、焼く、揚げる、煮る、どんな食べ方にも合いますが、ソテーなどシンプルに焼いて食べることで鶏肉本来の旨みを感じることができます。煮込み料理や鍋などは凝縮した旨みを感じることができます。

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