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国の天然記念物である黒柏鶏の血を引く「長州黒かしわ」とは?

長州黒かしわは山口県で飼育されている地鶏で、天然記念物である黒柏鶏の血を引き継いでいます。今回は、長州黒かしわの特徴や飼育のこだわりなどをご紹介します。

長州黒かしわとは、どのような地鶏?




長州黒かしわは、山口県初のブランド地鶏として約13年の歳月をかけて開発されました。その長州黒かしわは先祖である黒柏鶏の血を引き、やまぐち黒鶏の雄とロードアイランドレッドの雌を交配して生まれます。


長州黒かしわの先祖である黒柏鶏は、山口県と島根県で古くから飼育されてきた鶏です。全身黒緑色の光沢を帯びており、とさかと耳たぶは赤色であることが特徴です。鳴き声は7〜8秒と長く、長鳴性があります。黒柏鶏は元々日本にいた鶏ですが明治以降に洋種が入ってきたことで日本鶏が減少していく中、貴重な存在であり、純粋種は希少であるため、国の天然記念物に指定されています。


飼育方法・密度は1平方メートルあたり10羽以下で平飼い、飼育期間は80〜100日、飼料は抗生物質や合成抗菌剤を使用しない独自の配合によって作られています。そして山と海に囲まれた大自然の中で伸び伸びと育てられています。

長州黒かしわの特徴

長州黒かしわは、適度な歯ごたえがありながらもジューシーで噛むほどに旨みを感じることができます。臭みなどもなく上品な味わいで、ほんのりと甘い脂が特徴です。もう一つ、長州黒かしわの胸肉には、脳や筋肉の疲労回復を助ける「イミダペプチド」という疲労回復機能成分が多く含まれていることも特徴です。


調理方法としては、焼き物や鍋料理に特に適しています。良質な澄んだ脂を感じられるジューシーな味わいなので、子供から大人まで幅広く楽しむことができます。

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