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全国トップクラスの地鶏といわれる奥久慈しゃもの特徴とは?

今回ご紹介するのは「奥久慈しゃも」です。
奥久慈しゃもは飲食店などで見かけることもあるので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。今回は、奥久慈しゃもの特徴や飼育方法などをご紹介していきます。

奥久慈しゃもとは




奥久慈しゃもとは、茨城県の奥久慈地方で飼育されている地鶏です。奥久慈しゃもは、軍鶏(しゃも)の雄と名古屋種とロードアイランドレッドを交配して生まれた交雑種の雌を交配して誕生した地鶏です。

奥久慈しゃもはその飼育方法に特徴があります。
まずは飼育期間です。奥久慈しゃもの飼育期間は、雄は最低110日以上、雌は最低130日以上です。これは通常のブロイラーの約3倍の期間です。通常のブロイラーは飼育期間が約50日で3キロ程になりますが、奥久慈しゃもは雄の場合で120日前後で約2.6キロ、雌の場合で150日前後で約2.1キロです。手間と時間をかけて、ゆっくり育てられていることがわかります。

次に飼育密度です。奥久慈しゃもは平飼いでのびのびと育てられていますが、28日齢以降は1平方メートルあたり10羽以下で十分な運動をしながら飼育されます。元々しゃもは気性が激しいという特徴が有りますが、ゆったりとした場所でストレスなく過ごせるような環境で育てられています。また奥久慈しゃもが育っている奥久慈地方は山間部の豊かな自然に囲まれているエリアです。寒暖差のある自然の中でのびのびとストレスを与えずに時間をかけて飼育されています。

また飼料は低カロリーの専用飼料です。動物性タンパク質は使っておらず、穀物や青菜が中心に与えられています。その他、ヨモギなどの滋養成分、海藻由来の天然ミネラルなどを配合した飼料によって育てられています。

奥久慈しゃもの味わい



奥久慈しゃもは、全国特種鶏(地鶏)味の品評会において第1位に選ばれたことがある地鶏で、全国トップクラスの地鶏の一つです。

肉質は、脂肪分が少なく身が締まっていて、しっかりと歯ごたえがあります。脂肪分が少ないとはいえ、肉汁が豊富でとてもジューシーであることも特徴です。そのため、調理方法も多彩で、煮ても焼いても楽しむことができます。その上質な肉質と深い味わいが人気で、料亭やレストランでも多く使用されています。

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