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鶏の「せせり」ってどこの部位?どんな特徴がある?



鶏肉には様々な種類がありますが、「せせり」その中でもどこの部位かご存知でしょうか。

せせりはプリッと弾力があってジューシーな味わいなので、子供から大人まで人気の高い部位の一つです。今回は「せせり」とはどこの部位なのか、どのような特徴があるのか、といったことをご紹介していきます。

せせりとはどこの部位?

せせりとは、鶏の首周りのお肉のことです。

首周りのお肉であることから、せせりの他に「ネック」や「首小肉」などと呼ばれることもあります。せせりという名前は、関西地方の方言が由来となっていると言われます。関西地方では、肉をほじることを「せせる」と表現していて、首の骨から肉を「せせりとる」ことから「せせり」と呼ばれるようになったそうです。ちなみに、さらに他の呼び方もあって、「そろばん」「すきみ」「きりん」などと言うこともあります。

焼き鳥や焼肉のメニューで馴染みがあるせせりですが、首周りのお肉なので実は1羽から少ししかとれない希少部位です。鶏の部位の中で1羽から最もとれるのはモモ肉で約450g前後、次にとれる量が多いのはムネ肉で約350g前後です。一方でせせりは約20gしかとれません。そのため、スーパーなどではあまり見かけることがない部位の一つでもあります。

せせりにはどんな特徴がある?



せせりの特徴は、弾力のある歯ごたえです。鶏が動く姿を思い浮かべると、首をよく動かしていますよね。歩く時はもちろんですが、餌を食べる時や水を飲む時なども首が動きます。そのためとても引き締まっていて筋肉質であるためプリッと弾力があります。

また、脂がのっていてジューシーであることも特徴です。筋肉質というと硬いお肉をイメージするかもしれませんが、身が引き締まっているだけではなく脂身も含んでいます。その脂身はモモ肉よりも多く含まれています。そのため、噛むほどに肉汁が出てきて濃厚でジューシーな味わいを楽しむことができるのです。

そんなせせりは、栄養価が高く、高タンパク高脂肪のお肉です。鶏肉の部位の中ではカロリーは高めになりますが、鶏皮などに比べると抑えられています。また牛肉や豚肉を含めたお肉で考えると決して高いというわけではないですが、気になる場合には塩焼きにしたり茹でて和物にしたり、せせり鍋にして食べるのがおすすめです。

またタンパク質の他、ビタミンB群なども豊富に含まれています。先ほどカロリーは高めとご紹介しましたが、食べ過ぎには注意が必要ですが筋トレやダイエットにも向いています。弾力やジューシーな味わいのため少量でも満腹感を得られるのでおすすめです。

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