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業務用・鶏肉卸のプロとりすえが選ぶ!鶏肉の希少部位ランキング5選
こんにちは、とりすえです。
本日は、鶏肉卸のプロである私たちとりすえが、鶏肉の希少部位をランキング形式で5選ご紹介していきます。
飲食店で聞いたことがある部位から少し珍しい部位もあるので、ぜひチェックしてみてください。
鶏肉の希少部位ランキング5選
それではさっそく、ご紹介していきます。
1位:せせり
せせりは、鶏の首周りのお肉です。
他の呼び方では、ネック・首小肉などと呼ばれることもあります。
首周りのお肉は1羽から少ししか取れない希少部位です。
せせりの特徴は、なんといってもその弾力と脂がのったジューシーなお肉であることです。
鶏は首がよく動くため、首周りの筋肉が発達しています。
そのため、引き締まった肉質で弾力がありプリッとしているのです。
焼き鳥屋さんなどで目にすることがありますが、その旨みとジューシーさから人気がある部位の一つです。
2位:卵巣
卵巣は、卵管とキンカン(卵黄)もセットで、焼き鳥や煮物で食べることが多い部位です。
キンカンとは鶏の卵巣の中で、卵になる前の未熟な卵のことをいいます。
もも肉やムネ肉など食用の鶏は成熟する前に出荷されるため卵巣を取ることはできません。
そのため私たちが食べている卵巣は、採卵鶏として卵を産んだ後のメス鶏を食肉用に加工する時に取れるのです。そして成熟したメス鶏からしか取れないため、希少部位として扱われます。
キンカン(卵黄)の味わいは、一般的なタマゴの卵黄よりも濃厚なことが特徴で、
卵管部分は、淡白であっさりとしていることが特徴です。
その見た目も特徴的ですが、一度食べるとやみつきになる人も多いです。
3位:肩(ふりそで)
肩は、ふりそでと呼ばれる部位です。
鶏の手羽元と胸の間の部位で、人間で言うと肩の部分にあたります。
肩肉は鶏1羽から約40〜60g程度しか取れない希少部位です。
ふりそでは、程よく脂がのりつつもさっぱりとした味わいが特徴で、肉質は弾力があってジューシーです。
鶏肉の旨みを感じられるので、焼き鳥屋さんなどでも人気の部位です。
4位:ハツ
ハツは、鶏の心臓部分で、こころやハートとも呼ばれます。
内臓系の部位はクセがあることもありますが、ハツはクセが少なく内臓系の中でも食べやすい部位の一つです。
歯ごたえがあって、濃厚な味わいであることが特徴です。
心臓なので筋肉が発達していてプリプリとした独特な食感を楽しむことができます。
5位:手羽元せせり
手羽元せせりは手羽元のお肉をせせり取ったお肉で、手羽元せせりと呼称しております。
肩肉(ふりそで)とよく間違えられますが、手羽元せせりは弾力があり、脂がのっている部位として、また肩肉(ふりそで)の代用品としても、ご好評いただいております。
いかがでしたでしょうか。希少部位5選をご紹介しましたが、いずれも旨みが詰まっていて鶏肉の味わいを楽しむことができます。
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