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三大地鶏として知名度が高い「名古屋コーチン」の特徴とは?

今回ご紹介するのは「名古屋コーチン」です。名古屋コーチンといえば日本三大地鶏の一つであり、その知名度も高いといえます。名古屋コーチンが美味しいということは多くの方が感じているかもしれませんが、どのように飼育され、どのような特徴があるのかまで詳しくはわからない方も多いでしょう。そこで今回は、名古屋コーチンについて飼育方法から旨みの特徴をご紹介します。

名古屋コーチンとは?




名古屋コーチンとは、日本三大地鶏の一つで愛知県のブランド地鶏です。正式な品種名は名古屋種といいます。


名古屋コーチンの歴史は明治時代に遡ります。明治時代の半ばに、中国から輸入されたバフコーチンと在来の地鶏を交配させて誕生したのが名古屋コーチンです。お肉の美味しさだけでなく卵もよく産むため、卵肉兼用種として全国的に広く飼育されていました。明治38年には国産実用品種第一号の鶏に認定され、昭和30年代まで養鶏産業の発展に大きく貢献しましたが、その後昭和30年代後半から外国の種鶏が輸入されるようになったことで名古屋コーチンは衰退していき、絶滅寸前の状況になりました。しかし、昭和40年代後半から、かしわ肉の味を求める声が多くなり、再び名古屋コーチンが注目を集めるようになったのです。これを受けた愛知県は名古屋コーチンの改良を進め、現在の流通まで繰り返し改良されてきました。


こうして現在に至っている名古屋コーチンですが、その飼育は時間をかけて丁寧に育てられています。飼育期間は120〜150日で一般のブロイラーの約3倍の期間、平飼いで1㎡あたり10羽以下、鶏にストレスがないように育てられています。じっくり広い環境で育てられることで、鶏たちは適度な運動をすることができ、その肉質は引き締まったものになります。

名古屋コーチンの旨みの特徴



名古屋コーチンの特徴は、弾力・歯ごたえ、深いコクです。引き締まった肉質で弾力があるため、噛めば噛むほどにコクが広がり、肉の旨みと甘みを感じることができます。一般のブロイラーと比べると高タンパクで低脂肪なことも特徴です。


調理方法としては、焼き鳥、鍋料理、唐揚げ、ソテー、そして”名古屋といえば”の手羽先や親子丼など広くどんな調理方法にも合います。親子丼では、お肉も卵も名古屋コーチンを使用することでより一層味わうことができ、鍋料理ならお肉の美味しさはもちろん出汁の旨みも感じることができます。

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